Sublime☆の講座?第一回です。
といっても、文法のおはなしはしません。
これは、母国語以外の言語を習得しようとする者が、その過程の中で学ぶ「なにか」についてです。きっと理解している方も多いと思います。
英訳するたび、ぶつかる疑問がでること、そのものです。異文化理解ってやつです。私はよく生徒に、ひとつの言葉を辞書で引いたら、覚えなくてもいいから、とにかく全てを読みなさいと言っていました。全ての意味を覚えることは、大切ではありません。
ひとつの言葉のもつイメージを、きちんと把握するためです。
自分が何かを英訳したいと思ったときに、和英辞書でポンっとでてくるいくつかの言語が全て妥当かどうか、考えたことがありますか?
例えば、形容詞「幸せな」を調べてみましょう。
happy fortunate lucky が出てきます。
あなたはこれらの3つをどのように使い分けをしますか?
使い分けをするために、「幸せな」を和英辞書で引いた後、これら3つを英和辞書でひいたほうがいいと思います。
英和辞書に載っている全ての言葉を見ると、それぞれの言葉の持つイメージが出てくるからです。
happy:幸福な、嬉しい、喜んでいる、満足している、愉快な、適切な、ほろ酔いの、夢中になっている、すぐ〜したがる
fortunate:幸運にも、裕福に
lucky:運のいい、演技のいい、逃亡
happyは多義であるので、口語でいろんな場面で使われているということが分かります。
だから、気楽にhappyって使わない?
fortunateとluckeyはそれぞれ限定された状況に使用されるので、あまり記述がないようです。
運がいいための二つの「幸せ」をどのようにイメージわけするか?これら二つの形容詞に関連した名詞を調べてみましょう。
fortunate→fortune 運、幸運、成功、富、財産、運命の女神(例文を見ると、ケガをしなかったとか、合格したとか。)
lucky→luck 運、幸運 (熟語を見ても運にまつわるものばかり)
ということで、私はfortunateを神の加護とか、運命のような奇跡的な意味を込めた場合に使います。
一方、luckは賭け事をしたときとか、日常生活レベルのイベントに使います。
ここまでイメージを固めておくと、「私は幸せなことに、なに不自由なく生活をしている。」という英訳をしようとするときに、自分が「幸せな」に何を込めたいのかで、使用する単語が違ってくることが分かると思います。
そう、簡単に辞書でえいっってひいた言葉のどれをとってもいいわけじゃないし、自分が何を言いたいか、相手はどんなひとなのか、その人との関係はとか、いろんな要素を考えて、言葉を選ばなくてはいけません。
何を選んでいくかということを考えたときに、異文化理解というやつが発生します。
「ブラック・ダイヤモンド」という映画だったと思うけど、ジェット・リーがDMX(黒人)の連れ(黒人)に、DMXに真似て、「Hi! Nigger」と言ったら、その連れにひどくにらまれていました。
黒人が黒人に「Nigger」って言ったら、それは親友の証。
白人、黄色人種(?)が言ったら、それは蔑視の言葉。
アメリカはとても広いです。英語はいろんなところで話されています。
だから、地域によって、日本語のような訛りがあって当然だし、日本語より広範囲で話されている分、その訛りはかなり広がりがあります。言い回しも。
アメリカはunited states というだけあって、かなり州でまとまりがあるし。
歴史の浅い国でも、いろんな側面があるでしょ?
人種のるつぼっていうくらい、いろんな人種が寄り合って生きている。
自分と違う人間が周囲にたくさんいたら、きっと自分がどんな人間なのかルーツを知りたくなるし、それぞれの個性を尊重せざるを得ないし、相互作用で差別だって当然に出てくる。
白人同士にも、ルーツの違い(ヨーロッパの出身地域)で差別があるんだって。
そういう側面が言語にも、ちらほらでてることがあるんだよ。
そして、言語には歴史がある。使う人間にも歴史がある。薄れていく意味もある。
新しく付随する意味もでてくる。だから、おもしろい。
言葉って生きているんだよ。 そうそう、こういうことは、普段日本語の使い分けにも、気を使っている人には、とっても入りやすい話だけど、そうでない人には「めんどくさい」ことかもしれない。
でもね、日本人同士だって、使っている言葉が共通でないこと、たくさん感じない?
私は旦那とよくそれを感じているよ。
「他者」と「他人」の使い分け、ある?最近、マイミクさんとのやりとりで、その違いが私の中になかったことに、気づいた。
結局、異文化理解っていうのは、日本人同士にもあることなんだよね。
そのスケールがでかくなったのが、言語も文化も違う人たちにすることなんだ。
私の場合、↑が一番大切に思っていて、だからいつまでたっても、英語話せないんだけどね(苦笑)
話はすごくそれましたが・・・。私が言いたかったことは、
☆英訳は、「自分が伝えたいこと」をその過程で日本語やイメージで、より具体化するってことでもある
→使いわけを考えるときに、日本語を考えるんだよね。
☆「自分がしっくりくる」言葉を捜すのに妥協しないこと。
→関連している他の品詞の意味を参照するところまでやる。あと例文も。そしてイメージしておとしこむ。
日本語で考えるんじゃなくて、イメージしてそのまま英語で覚える。 次回は、言語の品詞についてです。品詞はとても大切ですよ〜。動詞、名詞、形容詞、副詞、前置詞・・・。
もし、何かおかしかったら指摘くださいね。私も勉強中です。
とくに言語学としての言い回しについては、自信がありません。
派生って厳密にはどういうことをさすのか、調査中です。
まぁ、心理専攻だもの。仕方ないよね。でも気になる・・・。
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Author:Sublime☆
10月4日で28になりました。
英語育児頑張っています。
CTPメインでやっています。
本が大好きです。
中学・高校教員免許を持っています。(英語、社会、地理・歴史・公民)司書教諭の免許もあります。本好きなだけに。認定心理士の資格も持っています。こっちが専攻でした。
☆ユウト☆
2004年12月9日生
できちゃった婚による予想外長男。なぜか臆病になりました。これはきっと、ママがあれやこれやと心配しすぎた結果のよう・・・。想像力はすごい。読み聞かせ効果?
☆カズイ☆
2006年11月20日生
お兄ちゃんにもまれ、それはそれは強い強い弟。放置ぎみなせいか、すくすくと、好奇心旺盛に生きてます。兄ちゃんより兄貴面しています。フル英語のTV番組は、どんなのでも凝視します。